先日、乳がんの闘病の末、
亡くなった高校の友人Mちゃんの
お別れ会へは
結局私は行きませんでした。
彼女のほんわかした雰囲気と
ぷくっとしたほっぺたと笑顔のままの姿で
私の記憶を留めておきたい
というのが一番の理由です。
私はその間
何ができるかを考えていました。
毎年来ていたMちゃんからの年賀状は
いつも彼女の描いたイラストでした。
時々、facebookにもイラストが投稿されていて
Mちゃんいつか個展やらないのかな
と思っていました。
もしかしたら直接本人に
言ったことがあったかもしれないし
言おうとしていただけなのかも
しれません。
Mちゃんのイラストや
Mちゃんとの思い出をみんなで集めた
個展を開きたい。
Mちゃんのしっかりと自分の意見を持っているところ
ちょっとおっちょこちょいなところ
純粋なところ
かわいらしいところ
そんなエピソードをたくさん集めて
Mちゃんのイラストを囲んで
彼女の温かさや優しさを
もう一度みんなで感じられる場を作りたい。
そう思いました。
私がそんなことを高校の友人Kの
SNSの投稿に書いたところ、
すぐにメッセージが届きました。
「一緒にやろう!
ファンドレイジングや会場の予約とか
協力するよ!」
と心強い味方が出現。
友人Kとは高校3年の時に
よく話していて
大学が別々になったものの
よく遊んだりしていました。
でも、最近はあまり連絡はとっていなくて
疎遠になっていました。
Mちゃんが亡くなってしまい
Kは「あの子どうしているかな?」
とぱっと思い浮かんでもそのままに
してしまうことが多いけれど
これからはそういう時は連絡してみようと
思った
と言っていました。
本当にそうだね。
ご遺族の意向をまずお聞きしない
ことにはことが進められないのですが
まずはKとある程度プランを立てようと
zoom 会議をしました。
「私は〇〇を調べるね!」
「じゃあ私は△△を書いておくよ」
と色んなことがスムーズに決まりました。
10年以上連絡を取っていなかったけれど
お互いに積極的に関わるこのスムーズさ。
懐かしい!!
高校の卒業旅行の幹事をした時も
そういえばKと一緒に色々調べたり
しおりを作ったりしたなあ。
大学時代も4人で旅行へ行った時に
Kがしおりを作ってくれたっけ。
そんなことも思い出しました。
亡くなったMちゃんに私たちができることは
きっとあるはず。
49日が終わったらご遺族にお話しして
みようかと思います。