実家の私の部屋には2メートルぐらいの観葉植物があるのですが
2年ぐらい前に窓を開けていたら強風で倒れてしまったことがありました。
ちょうどその日は私が実家に帰る日で
遊びに来ていた甥っ子たちは母と一緒にその木が倒れて土が散乱しているのを
見ていたので、甥っ子長男(当時5歳)が手伝ってくれたようでした。
実家に帰ると母がその話をすぐに玄関先で私に話しました。
すると、甥っ子次男(当時3歳)が私の手を引き
階段を「よいしょ、よいしょ」と上がり、私の部屋に連れてきました。
元通りになった観葉植物を指さして
「たいへんだったの。きが・・・きが・・・ばーんて。Kが・・・Kが・・・」
とまだたどたどしい日本語で私に木が倒れて大変だったこと、
甥っ子長男Kがきれいにしてくれたことを身振り手振りで一生懸命
説明してくれたことがありました。
そして、この年末年始に実家に帰り、甥っ子たちも遊びに来ていた日のこと。
5歳になった甥っ子次男が
「えみちゃんのおへやのきがたおれてたいへんだったんだよね。
Kがきれいになおしたんだよね。」
と私の部屋で遊んでいた時に話しました。
よく覚えているんだなと感心したのと同時に
言葉がちゃんと話せなかった当時もちゃんと出来事を把握していたんだなって
思いました。
時々しか会えない甥っ子たちですが
子供の思考や記憶、その断片でしかないけれど関われることが幸せです