美術館で作品を見る時は
私なりの見方があるのですが
それは自分の感性を大事にすること。
どんなタイトルがついてようと
どんな時代背景がそこにあろうと
どんな解説が書かれていようと
あまり気にしない。
それよりもその作品を見た時に
自分の心がどう動いたか
どんな印象を持ったか
どんな感情を引き出されたか
そこにいつも注目していて
その作品を見たことによって
自分がどう刺激されるかが
一番のポイントです。
今回、ミュシャの作品を見ていて
私が感じたのは
そこに描かれている女性がみな
「自立した女性」に見えたこと。
ここ2年ぐらい私の中で
「自立した女性」というのが
テーマになっていることも
関係しているのかもしれませんが
自立した女性たちを描いたら
このような人たちなのかな
という気がしました。
作品の女性はみな違う人物なので
「自立した女性」といっても
一緒くたにはできませんが
堂々としている
芯が通っている
自分の生き方が確立している
自分を卑下せずに自分ならではの
魅力や美しさをちゃんと分かっている
という印象を持ちました。
もちろん「自立した女性」といっても
精神的自立
経済的自立など
色々な種類があると思いますが
私が今回作品から受けた印象は
こんな感じです。
今の私が受け取った自立した女性像は
きっと今の私に必要で
考えるべき要素の自立なんだと
思っています。
私にとってどういう人が
堂々としている女性なのか。
私にとってどういう人が
芯が通っている女性なのか。
私にとってどういう人が
自分の生き方が確立されている
といえる女性なのか。
私にとってどういう人が
自分を卑下せずに
自分ならではの魅力や
美しさをちゃんと分かっている
といえる女性なのか。
それを得意の付箋＆ノート術で
自分を掘り下げていこうと
思います。
やっぱりアートに触れるのは
自分にはない視点から
刺激されるので好きです
