今日はある人が怒っていました。
理由は
「この時期に採用を断るなんて！」
とのこと。
教育現場の3月はバタバタしています。
通常、来年度の人事も3月に決まります。
それに加えて今年は
新型コロナウイルスのこともあり
通常の何倍も忙しい。
そんな中、とある教育現場で
今まで数年間働いていたAさんが
「辞めたい」と人事に話した、
とのことでした。
Aさんはずっと支援級の子供たちと関わる
仕事がしたかったそうです。
その仕事が今の今になって決まったらしく
すでに継続が決まっていた現職を
辞めたいとのことでした。
いいじゃん！！
例えば親の介護で急遽辞めざるを
得なくなるとか
そういうネガティブな
辞め方じゃないんだもん。
同じ教育という現場で
さらにAさんがご自分の
本当にやりたいことが
できるようになるんだもん。
いいじゃん
それによって人事はあたふた
しちゃうかもしれないけど
そんなのは一時的なもの。
Aさんが辞めたあと、
きっとまた「この仕事がしたい！」
という人が1人就けるのだから
みんなハッピーだと思うんだけどなあ
と私は思いました。
こんな時期に辞めるなんて非常識。
どれだけの人に迷惑をかけることになると
思ってるの？
私はそんなことはできない。
と、私に話した人は言っていたけれど
この一見「迷惑」と思えることは
全然迷惑なんかじゃなくて
ジグソーパズルを例えて言うならば
今まで無理やり合わせていたピースを
思い切って外して、
それを他のピタッとはまるところへ動かし
その空いたところにまたピタッとはまる
別のピースを入れられるという
素晴らしいきっかけを
作ってくれた人だと思うんだけどなあ
すべてはうまく収まるのだから
その途中で一喜一憂しないようにしよう。
これは自分にも言い聞かせて
この3月4月の動きを見ていきたいな
と思います