大学卒業後すぐに、私は埼玉県の私立中学高校で英語科の教師になりました。
もう17年も前のことです。
一生懸命仕事をした20代。
でも、ふと20代のうちにもう1つ思い切ったことをやりたい。
そう思ってアラスカへ旅立つために教師を辞めました。
あれから月日が経ち、
今はアート作品を作りながら自分のやりたいことを確立しつつ
神奈川県の教育施設で英語を教えています。
その教育施設でこの4月に人事異動があり、
60代の男性が入ってきました。
半年間同僚として働いていたこの男性。
先日発覚したのはなんと!
私が埼玉県の私立高校で教師をしていた時の教え子のお父さんでした!!
びっくり
しかも、私が初めて教師になり副担任を持った時のクラスの子。
保護者会で何度か顔を合わせていたはず。
お互いに覚えていなかったのですが・・・・・。
発覚してからは当時受け持っていたクラスのことや
学校の話で盛り上がりました~。
あ~、びっくりしたー!こんな偶然ってあるんだねー!
あの時のことが蘇って懐かしくなっちゃったー!
と楽しい気分を一通り味わったところで
ふとこんな気持ちにもなりました。
かみさま
こんなミラクルみたいなことが起こるのはすごく楽しいのですが
ミラクルが起こってほしいところはこういうところではなくて
もっと他にあるのですが・・・・。
ここで私のミラクルを使ってしまうのは
とってももったいないと思いませんか。
そこで、このミラクルから私が学び取ることは
いったいどういうことなんだろうって考えました。
ちょっとした会話がきっかけで男性同僚の娘さんが
私の教え子だったことが発覚。
でも、もしその事実を知る会話がなされなかったとしても
男性同僚の娘さんが高校時代
私の副担任のクラスの生徒だった
という事実に変わりはありません。
ということは
私が知っていること、目にしていること
それがすべての事実ではないということ。
私が日々考えている事柄に関しても
全然進んでいない、
何も変わっちゃいない
って嘆いていてもそれがすべてではないこと。
事実はもっと奥深く自分が認識している以上に
在るということを考えさせられました。
なので、きっと水面下ではいろんなことが
進んでいて、変わっていて、
それをまだ私が知らないだけなんだって
そう思えました。
私が望んでいるミラクルも
きっと大きなサプライズとともに
やってくるはず
楽しみにしていようっと